katukoのブログ

2児の母です。仕事と家事の合間を楽しんでいます📕🎞️。

遠出の仕事に行ってきました。有吉佐和子/ 青い壺 非色も好きです。

月、火と遠出の仕事がつづきました。

昔は遠くの仕事のときは、移動時の車で寝れる!睡眠時間確保できる!って思っていたんですが(とくに子どもが小さくて授乳しているときは寝不足だから助かったー)最近は車に乗っているってだけで疲れてしまう。酔ってしまう。運転しないだけ楽だから文句言えないんですけどね。でも昼休憩時も含めて車内にいる時間が6時間くらいって考えると体に悪いなあと思います。

足がだるくなるんですよね。普段の仕事も座りっぱなしが多いから夏でもずっとレッグウォーマー必須です。

でも普段あまり会えないスタッフと話ができるのは楽しいです。元気でした~?とか近況を話しあったり。

逆に、あの人、仕事辞めちゃったんですよねーとかそういう話も多いから寂しいこともあるんですけどね。本当にみんな辞めちゃった。

いろいろ教えてくれたり構ってくれた方々が定年退職になったパターンも多いです。

私がこの部署に移ってきたときは、この業種で遠出の事業所まわりに出るっていうのは女性ではあまりいなかったので、結構かわいがってもらったというか相手してもらったんですよね。

ありがたかったし楽しかった。新鮮でもありました。

昔は若手で雑談しながら一緒に行動していた人が、今ではトップになってその場をしきっていたりするのをみると感慨深いものがあります。

 

最近、どんなところに行っても昔あんなことあったなあと懐かしく思い出すことが増えました。歳とった証拠なんでしょうか、でも思い出っていいですよね。

自分のこと、子どものこと、家族のこと、仕事のこと、なんでも。つらかったこともあのときは大変だったよなーでもよくやりとげたなーっていい思い出に変わっている。

変な話、お思い出をいっぱいもっているだけで人生を生きていける感じがします。(わかる人います?)

逆に、本当に辛いことばかりで思い出を持っていない人はかわいそうだなと思います。

子どもたちにいい思い出をいっぱいつくってもらいたいです。

 

青い壺 / 有吉佐和子

 

先日書店で山積みになっていた本。

思わず買ってしまいました。

でもなぜ今になって有吉佐和子?ブームなの?

 

青い壺

 

中高年の本音が会話になっていておもしろい!

有吉佐和子の本、悪女について 風に、いろんな女性(たまに男性)の目線で書かれています。人によって感じ方は変わるんだねー

 

 

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ちなみに私は有吉佐和子の 非色 も好きなんですよ。

子どもの頃、母にすすめられて読んだんですが、戦後の強くたくましく生きる女性の話で、ノンストップで読んじゃいました。とても読みやすい。

この本でプエルトリコを初めて知りました。(恥ずかしながら)

たぶんよくXの読書垢でやっている、♯名刺代わりの小説10冊 やるとしたら、必ずこれを入れますね。

娘にもすすめて読ませましたよ。

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本をいうのは時代を経てもおもしろいものはおもしろいです。

思い出も、文字にならなくてもずっと心に残っているから素敵ですよね。

 

何歳になっても親は子どもが心配ってことなのか。/正欲 私は原作よりも映画派。

先日、友人から連絡がありました。

彼女の息子さん、4月から私の夫と同じ会社に就職が決まったので、いろいろよろしくお願いしますとのこと。

で、その翌日に高価な物が宅急便にて届きました。

夫と部署違うし、そんな力もってもいないんだけど…って困惑。

友人と夫は面識ないし、もちろんお子さんもしらない。逆になんかトラブったときに厄介だよな。

まあ、悪いようにしないでね、仮に何かあったらいいようにしてあげてねと一応夫にクギをさしておきました。

 

難しいもんですよね。

でも親っていうのはいくら大きくなっても子どもが心配なものなんでしょうね。

うちなんて下は小学生なのでまだまだ心配はつきませんが。

まずは受験関係の心配があるので、私も気をひきしめているところです。

 

正欲 / 朝井リョウ

SNSでもちょくちょく話題になっていた本で、昨年映画化もされましたね。

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私の原作読んだ感想というのはぶっちゃけあんまり好きじゃないってのが本音。

ダイバーシティという言葉の流行りにのってつくられた時代のものだなって。

で、何でもすぐに生きづらさに結び付けていく。

まあ今の時代の人は生きづらさを感じている人が多いってことなのかもな。

ここ数年の本屋大賞絡みの本ってそういう印象を受けます。

私より下の世代の方には何か来るものがあるんでしょうね。(よくみんな刺さるって表現していますね)

私はもう中高年領域なので最近流行りの本とかはあまり刺さりません。(使い方、あってる?w)

エンタメ関連とかみると私の時代はもう終わった、今の世の中はもっと若い世代が中心だなと最近よく感じます。本も主人公の親に肩入れしてしまうしw

また、子ども関係の部分もモヤるところが。

よそのお子さんの写真を持っていたらその時点で嗜好関係なくアウトになるよな。

今の時代は子どもにスマホ向けるだけで通報されます。(ウチの小学校の生徒の親がそう)

不登校ダイバーシティのくくりにいれているんだろうか。

不登校からYou Tuber、それで解決にはならない。(実際、今のあの人、そうですよね、がんばってほしい)

 

ってな感じでまだまだいろいろな感想はあるんだけど、結局、映画、観て観ました。(これだけ言っておいて観るんかいw)

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はい、原作よりすっきりとしておもしろかったです、私は。

ガッキー扮する女性の性格がちょっと原作と性格が変わった感じで残念だけど、ああいう風にしたほうが流れがわかりやすいのかもねーっと思ったり。

女子大学生がウザすぎなくてよかったり。

 

まあ、こういういろんな感想を抱かせるっていうだけ、インパクトのある本、映画だったってことですね。

子どもたちにはあんまり苦悩することなく生きていければいいなあというのが親の願いです。

 

春のせいか眠いです。映画 三島由紀夫、春の雪、アマプラ配信でやっと観れました。

3月は子どもたちの行事がいろいろあって、とにかく風邪など感染させないようにずっと気をはっていました。

行事の10日前から習い事と塾をすべて休ませたり、夫にもスポーツジム禁止令をだしたり。

今年度は子どもたち、熱だして運動会と音楽祭と、複数の行事に参加すら出来なかったんですよね。

とりあえず念願の行事に出席できて無事に終わり、安心したためか、私は力が抜けてしまいました。

何かやらなきゃとは思っても、やる気になれない。

集中力がなくなってしまい、続かない。

でもこんな時もあるさと時間があれば寝ていますw

いくらでも寝れるわ。

まあしあわせってことで。

またヤル気になったらやりましょう。

 

春の雪/三島由紀夫

三島由紀夫作品で好きな本、春の雪。

はじめて読んだとき日本語ってきれいなんだなあと感動しました。

豊穣の海の4巻とも一応頑張って読みましたが、この1巻の春の雪が一番好きですね。

他の3冊は私にとっては難解なところもあり、無理やり読み切った感じでした。

私、昔から文学少女じゃないし、そんなに本好きってわけじゃないんですよね。

読書は暇つぶしと教養の一環と考えています。

 

とくに詩が苦手でしてね、全くわからないのです。行間を読めない。

頭で考えよう思っても感性もないから理解できない。拒否反応を示してしまう。

私はそういう部分が昔から欠落しているんだろうなと思っています。

まあ仕方ないですよね、もう国語のテストとかないからいいやw

 

おっと、話がずれました。

そうそう、この本が映画化されたって知ったとき、観たくて観たくて。

でも配信されていないから観れないなと諦めていました。(レンタルはめんどくさいからしない人)

 

 

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本では日本語の美しさに圧倒されましたが、映像でもそれを踏襲していています。
清顕、聡子、本多、みんな性格が一癖も二癖もあって(笑)小説じゃないと人物をつかみきれないかなという気はしますが、小説の世界観は出ているとは思います。
竹内結子さん、美しい人だったな。

 

春というのは一年の締めくくりでもあるし、これからのはじまりでもあるから疲れます。

でも家族元気に過ごしているっていうだけで感謝です。

あーねむい…