katukoのブログ

2児の母です。仕事と家事の合間を楽しんでいます📕🎞️。

仕事はきついけど将来のためにも働こう。ロストケア / 葉真中顕

先日、職場から就業契約変更の打診がありました。

私は年俸制で、毎年相談して契約をするという形態にしているのですが、今後は無期限でやらないかと。

とりあえず書式上は75歳まで。その後も希望あれば就業可能。

労働契約法がらみで2年前から言われています。

で、あらためて今年も契約書をよく読むと、無期限にした場合、報酬額の変更、勤務内容の変更をお願いすることがありますって文言が…

これ、ちょっといやですね。

迷ったんですが、最近の勤務がちょっときついので、例年通り毎年考えて決めるという単年契約のままにしました。

歳のせいかそれとも仕事量が年々増えているせいかはたまた両方なのか、体力的にキツい日が多くてこの先何年も続けていけるんだろうかと自信をもてなくなってきています。

お客さんの人数が多いと声が出ない。声がもたない。

数年前まではこの人数までならいけるって感じだったのがもう途中で疲れきってしまい、惰性でなんとか時間終了まで耐えきるという状態。

 

今年度、この声の酷使の業務が連日だとつらいので、研修受けて他の業務も始めたんですが、自分の能力不足のためなかなか処理が終わらないから休憩も取れずかえって体力消耗する状態。

まあ、楽に稼ぐなんて無理なんですよね、結局。

 

毎日のようにいつまで働けるんだろうかと考えてしまいます。

いずれ非常勤にして勤務日数を減らしていかなきゃだめかもしれない。

弱気になってしまいます。

 

でも、仕事帰り、たまに子どもたちの学校付近を通ると、時間によって小学生や中学生の下校集団に会うんですがみんな楽しそうでね、それを見るとうれしくてなんか涙ぐんでしまうんですよね。

この光景は、私が出産する前から見ているもの。

今はあの中にうちの子も混じっているんだーと思うともう感極まってしまって、それだけで疲れが吹っ飛んで、私もまだまだ頑張るかなーという気持ちになります。

子どもが元気に学校に通ってくれているだけで本当にありがたいです。

疲れたなんて言ってられないなと力をもらいますね。

というわけでやっぱり私は働けるまで働きたいとあらためて思います。

 

ロストケア / 葉真中顕

 

先日の絶叫と同じ作家さん、葉真中顕の作品。

 

katuko.hatenablog.com

 

介護を背景とした話です。ミステリーのくくりに入るかな。

きれいごとじゃありません。

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映画化もされています。私はどちらかというと原作よりも映画の流れの方が好みというか、映像化されている分、目を背けることができないので苦しい気分になりました。

つらいというかなんというか涙ぐみながら観ていました。

 

やっぱり私は子どもに迷惑は絶対かけたくないです。

この映画を観た直後、年金定期便をみて自分の年金額をチェックしましたw

 

働けるまで働いて、年金もできるだけ繰り下げ支給にして、お金をためて、場合によっては自分でどこか良い場所を見つけて入所して子どもの世話にはならないと固く心に誓いました。

 

今はとりあえず平穏な日常に感謝しつつ働こうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔、知らずに麻疹患者さんの近くにいてえらい目にあいました。話題といえばオッペンハイマー

最近、麻疹患者が出たってニュースになっていますよね。

私、若い頃に麻疹患者さんの濃厚接触者になってえらい目にあったことあるんですよ。

20年くらい前、仕事中、お客さんですごく具合い悪そうな人がいて、私が個別で対応して(私良い人だから)ご家族を呼んで病院に連れてもらったってことがあるんですよね。

そうしたら数日後、その方が麻疹だったとわざわざ職場に連絡が。

で、今でいう濃厚接触者扱いみたいになって、仕事中のことだから労災扱いで病院行けっといわれ、そこで麻疹の既往を聞かれたりしたんだけど覚えていなくて。(母に電話したけど忘れたーってさ、だって私、兄弟おおいもん)

とりあえず抗体検査したんですがもちろん結果はすぐ出ない。

結局ワクチンだったかγグロブリンだったかそれとも両方だったか忘れましたが注射することになりました。(ほんと昔だから何を打ったかよく覚えていません)

とりあえず数日は感染するかもしれないからあんまり人と会うなと注意もされました。

 

で、1週間後くらいに抗体の結果がでて、結局私は麻疹抗体をちゃんともっていた!っておちなんですがねw

 

というくらい、結構やばい感染症なんですよね。

あんまりなめない方がいいと思いますよー

 

 

オッペンハイマー

話題といえばオッペンハイマー

アカデミー賞受賞で盛り上がっていますね。

私は上中下3冊のうち、まだ上の途中までしか読んでいません。

アカデミー賞の前から話題でしたよね。

先月本屋さんに買いに行ったんですが、すでに上は売り切れていたのでネットでぽちっていました。

 

 

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私は本を併読するタイプなので、この本をちゃんと読み切るには時間がかかりそうだな。

まあゆっくり読んで、いずれ映画も楽しみたいと思います。

学校の特別授業で学んだこと。はまったミステリー絶叫/葉真中顕

先日、息子の学校の、社会だったか道徳だったかの時間で、どこぞやの大学の講師(?)をお招きするという特別授業があったそうです。

子どもたちがグループに分かれてそれぞれ意見をまとめ発表したらしいんですが、その特別講師は、全ての意見において反論をしてきたようなんです。

考えを全部論破されて、誰も何も言えなくなったんだよねーっと息子は私に教えてくれました。

なんだこいつは?と思ってそいつを検索してみたら、どっかの天下りから来たじいさん。

老害でしかないじゃん。

 

息子に、

この授業はね、世の中にはろくでもない大人がいるって知るためにあったんだよ。

普通はね、小さい子が頑張って一生懸命考えた意見というものにまず耳を傾けて、こういう見方があるんだ、なるほど、よく考えたなーすごいなーって思うもんなんだよ。

で、違うと思ったらこうなんじゃないかな?とか、こう考えてみるのはどうかな?とか、アドバイスをするのがいわゆる先生というものなんだよ。

それを人の意見も聞かずに視野も狭くて自分の考えだけをガーーと言って自己満足で帰っていくのは普通の感覚じゃないの。

世の中にはね、こういう害をもたらすだけのろくでもない人間がいるんだよ、こんな人間になってはいけないよってわからせるための授業だったんだよ。勉強になったねー

と教えてあげました。

 

こういう人間が苦情とか投書とかしてくるんだろうな(仕事で私は根にもっているのだわw)

SNSでもいっぱいいるもんねー

ほんといやだいやだ。

 

絶叫/葉真中顕

最近読みだしたら止まらなくなった本をひとつ。

ミステリーかな、これは。

絶叫 / 葉真中顕

 

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どこかのレビューでもあったけど、【嫌われ松子の一生】に似ている!

私、嫌われ松子、好きなんですよね。

松子の映画はミュージカルチックでちょっと変わり種、小説とイメージが違います。

松子はかわいそうだったけど、絶叫の方はラストはそうではないのがよいのかもしれませんね。(少しネタバレ)

なんか絶叫よりも松子を推しているみたいになっていますねw(もちろんどちらもおすすめ!)

気になった方はぜひ!