先日、職場から就業契約変更の打診がありました。
私は年俸制で、毎年相談して契約をするという形態にしているのですが、今後は無期限でやらないかと。
とりあえず書式上は75歳まで。その後も希望あれば就業可能。
労働契約法がらみで2年前から言われています。
で、あらためて今年も契約書をよく読むと、無期限にした場合、報酬額の変更、勤務内容の変更をお願いすることがありますって文言が…
これ、ちょっといやですね。
迷ったんですが、最近の勤務がちょっときついので、例年通り毎年考えて決めるという単年契約のままにしました。
歳のせいかそれとも仕事量が年々増えているせいかはたまた両方なのか、体力的にキツい日が多くてこの先何年も続けていけるんだろうかと自信をもてなくなってきています。
お客さんの人数が多いと声が出ない。声がもたない。
数年前まではこの人数までならいけるって感じだったのがもう途中で疲れきってしまい、惰性でなんとか時間終了まで耐えきるという状態。
今年度、この声の酷使の業務が連日だとつらいので、研修受けて他の業務も始めたんですが、自分の能力不足のためなかなか処理が終わらないから休憩も取れずかえって体力消耗する状態。
まあ、楽に稼ぐなんて無理なんですよね、結局。
毎日のようにいつまで働けるんだろうかと考えてしまいます。
いずれ非常勤にして勤務日数を減らしていかなきゃだめかもしれない。
弱気になってしまいます。
でも、仕事帰り、たまに子どもたちの学校付近を通ると、時間によって小学生や中学生の下校集団に会うんですがみんな楽しそうでね、それを見るとうれしくてなんか涙ぐんでしまうんですよね。
この光景は、私が出産する前から見ているもの。
今はあの中にうちの子も混じっているんだーと思うともう感極まってしまって、それだけで疲れが吹っ飛んで、私もまだまだ頑張るかなーという気持ちになります。
子どもが元気に学校に通ってくれているだけで本当にありがたいです。
疲れたなんて言ってられないなと力をもらいますね。
というわけでやっぱり私は働けるまで働きたいとあらためて思います。
ロストケア / 葉真中顕
先日の絶叫と同じ作家さん、葉真中顕の作品。
介護を背景とした話です。ミステリーのくくりに入るかな。
きれいごとじゃありません。
映画化もされています。私はどちらかというと原作よりも映画の流れの方が好みというか、映像化されている分、目を背けることができないので苦しい気分になりました。
つらいというかなんというか涙ぐみながら観ていました。
やっぱり私は子どもに迷惑は絶対かけたくないです。
この映画を観た直後、年金定期便をみて自分の年金額をチェックしましたw
働けるまで働いて、年金もできるだけ繰り下げ支給にして、お金をためて、場合によっては自分でどこか良い場所を見つけて入所して子どもの世話にはならないと固く心に誓いました。
今はとりあえず平穏な日常に感謝しつつ働こうかな。