katukoのブログ

2児の母です。仕事と家事の合間を楽しんでいます📕🎞️。

今年度から3年間、風疹に対する追加的対策が実施されます。

 今日は私にしては珍しく真面目な医療ネタです。

 

最近、ブログでも、風疹抗体チェックの受診券が送られてきたと書いていらっしゃる方を何人かお見かけします。

 

今年度から3年間、風疹の感染拡大を防ぐため、厚生労働省は風疹の追加的対策を実施します。

 

主とする目的は妊娠初期に風疹に感染することにより発症する、先天性風疹症候群(CRS)を予防するためです。

先天性風疹症候群(CRS)とは、白内障、先天性心疾患、難聴を3大主徴とし、多くは妊娠8週までに風疹に罹患した場合、発症するとされています。

 

 

www.niid.go.jp

 

現在、予防接種法に基づき、1歳児および小学校入学前の年長児に対しての風疹の予防接種、そして妊娠を希望する女性等に対する抗体検査の助成を行っています。

 

今回は、これに加えて、追加的対策を取り組むこととなりました。

 

 

抗体保有率の低い世代に対する予防接種と抗体検査の実施

 

・対象者:1962年4月2日から1979年4月1日までに生まれた男性

・3か年計画で段階的に実施

・まずは抗体検査を受け、必要ならばワクチン接種

・原則無料

 

特定健診や、事業所での定期健康診断の際にも風疹抗体検査を実施できるようになるそうです。

受ける際には実施可能な医療機関か確認が必要とのこと。

 

 

ただし、1年目(~2020年3月)は、1972年4月2日~1979年4月1日生まれの男性が対象

対象者には市町村から受診券が送付されてきます。

1年目の対象ではない、1962年4月2日~1972年4月1日までの人は、市町村に希望すれば受診券を発行してもらえるとのことです。

 

www.mhlw.go.jp

 

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 引用元:厚生労働省のホームページより

 

 

対象者の方はぜひ、ご検討ください。