katukoのブログ

2児の母です。仕事と家事の合間を楽しんでいます📕🎞️。

今さらですが・・・はてなのお題、「おとうさん」

今週のお題「おとうさん」

 

父の日もとっくに過ぎましたが、せっかくのお題、おそらく今週いっぱいだと思いますので今書いてみます。

 

私はファザコンです。

私には、きょうだいが数人いますが、彼女らはファザコンではありません。

私がファザコンになった理由は、私のすぐ下のきょうだいがいつも母と一緒にいて私は母に甘えられなかったので、必然的に父の方へ行ったのだと思います。

 

父は普段あまり家にいない人でした。
仕事が忙しく、帰宅しない日がよくありました。

夕食を一緒にとるのは休みの日だけです。

それでも威圧感というか存在感は十分でした。

 

父が在宅しているとき、他のきょうだいたちは皆、自分の部屋にいましたが、私は父と一緒にリビングでテレビを観ていました。

よく、放映されていた映画をみましたね。

 ターミネータージョーズジュラシックパーク、マッドマックス、黒いじゅうたん、ゴッドファーザーコロンボ猿の惑星・・・適当にあげましたが、このようなものでした。

そういえばむかしのメルギブソンはかっこよかったな。

 

少し大きくなると、競馬に連れて行ってもらいました。

2人で1泊の旅行をしたこともあります。

 

父は何か問題が生じると、真っ先に考え、問題解決の筋道を立ててくれます。

常に冷静で決断力と行動力が凄い人で、家族皆、頼っていました。

自分にも他人にも厳しい人でした。

ただし、家族には甘かったですね。

 

前にもブログで書きましたが、父はよく、私に

他人なんか信用するもんじゃない。

自分しか信用するな。

と言っていました。

 

この言葉は私の心の支えになっていて、今でもなにかトラブルに合うと、人に頼らずに自分で何とかしなきゃいけないという習慣が身につきました。

 

私はそんなに強くはないので、夜こっそり泣いたりすることもありますが、自分で考えてできることを模索し、自分ではできないことはあきらめて捨てられるようになりました。

 

そういえば、遠い昔、お付き合いをしていた男性に振られたことがあります。

 

ある女性が何故かは知りませんが自殺を図ったようで、この人を助けなくてはと強く思ったそうです。

私はその女性の存在を知らず、また彼女は既婚者だったそうです。

電話で

守る人ができた。お前は俺がいなくても大丈夫

といわれました。

ドラマでありそうなセリフですね。

 

この別れ話は突然でしたので驚きました。

そして、最後に、

これでスッキリした。楽になった。

と言われて電話を切られました。

 

なんだそれ と思いましたね。

 

ちょうどこの時、私の一生がかかっている試験の1週間前でしたので、どうしてこのタイミングで話したのか、何故試験が終わってから話してくれなかったのか、あんなにまでとどめをさすような言い方を何でしたのか、理解に苦しみました。

 

他人なんて信用できないと思いました。

 

悲しみよりも、とりあえず試験が大事でしたので、こんな時期に心を乱しやがってと感情を憎しみ一本にして、なんとか乗り切りました。

 

 その後は会っていないのでどうなったのかは知りませんが、人のことを全く考えずに自分の都合を優先させる人とは一緒にやってはいけませんし、縁が切れてよかったと思います。

 

でもこれはかなり傷つきましたね。今思い出しても何とも言えない胸をえぐられるような辛い気持ちになります。

よく、時間が解決をすると言いますが、いまだに私のなかでは解決できていません。

 

試験の合格がわかったとき自分で自分を褒めました。

 

 

話がそれました。

 

私の夫は、父と真逆です。

いつも両親ときょうだいに守られてかわいがられてきたようです。

 

 彼は自分から提案をしたり行動したりしません。受け身の人です。

引っ越し、住宅購入のタイミング、子供関連のこと、ほとんど私からの提案です 。

以前、子供たちが「こびと図鑑」のテレビを観ていて、最後に、

頼りになる大人と一緒に行動しましょう!

と聞こえてきたら、子供はすかさず

じゃあ、パパじゃなくでママと一緒だね!

と言っていました。

その時夫もその場にいて、とてもショックを受けていました。

 

子供は正直です。

 

私が悩んでいてアドバイスが欲しくて相談しても、

俺はよくわからない

の一言で終わってしまい、驚いたことがあります。

この時は自分の中で煮詰まっていて他の人の考えを聞きたかったのに、考えてさえもくれなかったことに少しショックを受けました。

 

夫の積極性、決断力、行動力、等が高くないことに対しての不満はずっとありますが、最近はこういう人だと割り切るしかないなと思っています。

お願いしたことは嫌がらずにやってくれますし。

 常に冷静で穏やかなので一緒に生活するには悪い人ではありません。

もともと、私の身内の男性にはいない、穏やかさ、おおらかさ、温厚なところ、まあ能天気なところですね に惹かれました。

 

全てが好みの人なんていません。

今後、また悩みがでたら、一応ダメもとでも夫に相談はしてみるつもりです。

信頼のおける人ですので。

仮に、今後トラブルが生じても、私をとことん追い込むようなことはしない人です。

 

 

母をみると、時々羨ましいなと思います。

なんでも父に任せておけばいいので楽ですもの。

母からすると、強すぎて何も言えず、辛かったこともあったそうです。

今では母の方が父に強くあたっていますが。

 

あっ DVとか虐待とかはまったくないですよ。

父の家系は基本、口は悪いですが、家族の悪口は言いません。

家族には圧倒的に優しいです。

私は親に叩かれたことはありませんし、家族全員、きょうだいの間でもお互いに手をあげることなんてありませんでした。

 

 

先日、ブログで腕時計の事を載せました。

 

katuko.hatenablog.com

 

私が初めて身につけた腕時計は、父のお古のTAG HEUERです。

間違って女性用を購入したから私にあげる、

と言われてもらいました。

 

それが壊れてしまったので自分で思い切ってあの時計を購入したのです。

 

今の私のお守りです。

 

こうやって書いてみると、本当に気持ち悪いくらいファザコンですね。

夫のことをマザコンと言っていますが、私も人のことを言えないのです。

 

私の子供たちはどうなるのでしょうか。

 

娘はファザコンにはならないな。穏やかですがしっかりしています。

 

息子はどうだろう。

ザコンにさせてみようかな。

それも面白いかもしれませんね。